こんにちは。webライターの古賀やちです。
今回も昔を振り返るシリーズとして、そもそも私がwebライターになったきっかけをお話しします。
現在webライターとして活動されている方、今後webライターになりたい方にもそれぞれこの仕事を知るきっかけがありましたよね。
原点に戻ってみると、また新しい気づきがあったり、もう少しがんばってみようと思えるようになるかもしれません。
有益な情報ではないかもしれませんが、ちょっとだけお付き合いください。
webライターになるまでの軌跡
まずは私がwebライターになる前の流れを簡単にご紹介します。
日頃から「ライティングが好き」と言っている私ですが、こうやって書いてみると本当に昔から文章を書くのが好きだったんだな~と自分でもびっくりしました。
引きこもりの中二病、インターネットを知る
十四歳、中学二年生。
例に漏れず中二病を発症した私は学校に行かず自分の部屋に引きこもっていました。
外とのつながりがない私を心配した両親が私にパソコンを買い与えてくれて、初めてインターネットの世界を知りました。
自分の人生の中でも最も謎の一年間です。
読書感想文がコンクールに入賞する
夏休み(引きこもっているので私にとってはいつも通りの日々なのですが)の課題の読書感想文を提出すると、後日国語の担当教師が自宅に来ました。
「あなたの読書感想文をコンクールに送りたいから、少しだけ手直ししてほしい」
と言われ、放課後に学校に行って教師の添削を受けながら読書感想文を修正したのを覚えています。
中二病だった私は太宰治の「人間失格」の感想文を書いたのですが、悲しいほど内容をまったく覚えていません……。
スレていたので、コンクールなんかどうでもいいし!みたいな気持ちで、結果もきちんと聞かずじまいでした。
あの読書感想文がどこまで行ったのかは今となっては知る由もありませんが、自分の書いた文章が人に認められたこと、褒められたことで、胸の奥がじんわりと暖かくなったことを覚えています。
小説を書いたらファンがついた
その後ちゃっかり中学校を卒業して高校へと進学した私は、相変わらずインターネットの住人をしていました。
小説好きが高じてちまちまと自分のサイトに小説をアップしたりもしていました……今思えば完全に黒歴史ですが……。
「あなたの小説が好きです」とコメントされることが何度かあり、このときも読書感想文が褒められたときか、それ以上の喜びを感じました。
その後自費で自分が書いた小説をまとめた本を作ったところ、お金を出して買ってくれる人までいました!
自分が書いた文章にお金を払おうと思ってくれる人がいること自体がとても不思議でしたが、感謝の気持ちと感動でいっぱいだったことを覚えています。
web制作会社に転職してwebライターへ
時は過ぎて大学卒業後、小説やブログは相変わらず書き続けていましたがそれでお金を稼ぐつもりは毛頭なく、ラジオ局の小さな部署に就職しました。
暇で楽しい職場でしたが、暇で楽しい分なんと1年間で部署が閉鎖されてしまいました……!
この先どうする?と求人サイトを眺めていたところ「ブログや文章を書くのが好きな人」を募集する求人を発見しました。
web制作の知識も全くないままに応募し、面接とテストライティングをその場で受けて合格したのが、私のwebライター人生の始まりです。
SEOって何じゃ?からスタート
ひたすら漫画や小説などの感想をライティングしつつ、時々web制作の研修を受ける日々が始まりました。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、Googleなどの検索エンジンで記事を上位に表示させてそこから利益を得るものです。
今ではSEOライティングをメインの仕事にしている私ですが、当時はこう説明されてもさっぱり意味がわかりませんでした。
それでも数をこなすうちになんとか仕組みやコツを理解していきました。
ライティングの楽しさにのめりこむ
私はライティング以外のスキルはからきしなのでしょっちゅうミスをして怒られていました。
ある日上司に呼び出されてビクビクしながらデスクに向かうと「古賀さんの書いた記事8位になったよ!」と言われました。
Googleでキーワードを入れると、確かに私の書いた記事が上位8番目に表示されていたのです。
私だけでなく会社のメディアの影響力ももちろんありますが、このことがきっかけでライティングがさらに楽しくなりました!
そこからは書いて書いて書きまくり、気づけば社内でも一番の量を書きあげるwebライターになっていました。
引きこもりの社会人、フリーランスになる
相変わらずwebライティングの仕事を楽しんでいた私ですが、社内で別の業務を任されることが多くなり、愛しのライティングとの時間が少なくなってきました。
その内業務内容が合わずストレスがたまるようになってしまったときにふと「ライティングなら会社に行かなくてもできるのでは?」と思いついたのです。
学生時代から使っていたパソコンを開き、早速業務委託の求人に応募しまくりました。
その結果業務委託のライティングの仕事だけで十分に生活できるだけの収入を得られるようになり、とうとう会社も辞めてしまいました。
それから今の今まで、フリーランスとしてずっとライティングで生活しています。
今後も文章を書き続けていきたい!
思えば文章を書く楽しさを知ったのも引きこもりがきっかけだったし、今も自宅に引きこもって文章を書きながら生活しています。
とことん根が引きこもりなんだな……と思うとちょっと虚しさも感じますが、自分にぴったりの仕事を見つけられてよかったなとも感じています。
今でも仕事以外でブログや小説を書いているので、引きこもってキーボードをたたきまくっていた中学時代から何も変わっていないような気もしますね。
それでもライティングが好きなので、これからも文章を書いて楽しく生きていけたらいいなとも思います。
しんどくなったときは、初めて褒められた読書感想文やブログ、小説についたコメントを思い出して、6年目もまだまだがんばります!
こんな自分語り満載の記事ですが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。記事をシェアしていただけると嬉しいです!
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