こんにちは!webライターの古賀やちです。
早速ですがわたくし、ITパスポート試験に合格しました!やったー!
当日はテクノロジの問題が難しく、「終わったな…」と思いましたが、なんとかギリギリ合格できました!
本記事では、ITパスポートとは何か、一か月の勉強期間で何をしたのか、実際の試験の様子を解説します。
- これからITの知識をもっとつけたい
- 転職や就職に役立つ資格を取りたい
- 簡単に取れる資格を知りたい
という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ITパスポートとは?
「ITパスポート」は、情報技術に関する基本的な知識やスキルを評価するための資格試験の一つです。
正確な名称は「情報処理技術者試験(ITエキスパート試験)」で、日本の情報処理学会(IPA:Information-technology Promotion Agency)が主催しています。
ITパスポート試験は、日本国内で情報技術者として働くために必要な基礎的な知識を評価することを目的としています。
エンジニア的な知識はもちろん、マーケティングやマネジメントなど、今後ビジネスをしていくうえで欠かせない知識も必要とされる試験です!
受験資格
特別な学歴や経験は必要なく、一般の方でも受験が可能です。
実務経験や学習を通じて習得できる、基本的な知識が必要です。
あとで紹介する専門の書籍を一冊購入すれば、合格圏内を目指すことは十分可能です!
試験内容
試験内容は、以下の3分野にわかれています。
- ストラテジ
- マネジメント
- テクノロジ
内容としては、コンピュータの基本的な仕組み、ネットワーク、データベース、セキュリティ、プログラミングの基礎、情報システムの基本的な概念など、幅広いIT関連のトピックをカバーしています。
- ストラテジの出題割合は35%
- マネジメントの出題割合は20%
- テクノロジの出題割合は45%
このように明確に出題割合が決まっており、全100問、それぞれの分野で30%以上正解しなければ合格できません。
「一つの分野さえ極めればいい」というわけではないのが、ITパスポートの意外と難しいポイントです。
合格の意義
ITパスポート試験に合格すると、一定のIT知識とスキルを持つことを示せます。
転職や就職の際、企業に一定のアピールができるでしょう。
実務で今すぐ使えるという資格ではありませんが、「KPI」「コンカレントエンジニアリング」「SaaS」など、ビジネスをするうえでよく飛び交う言葉の意味を理解できるだけでもスムーズに仕事を進められます。
エンジニアとして転職、就職したい場合には上位資格や実務経験が必要ですが、webマーケティングなどの業界で働く分には申し分ない知識をアピールできるでしょう。
ITパスポートの難易度・合格率
ITパスポートの合格率は、毎年50%以上を維持しています。
単純に、二人に一人は合格できる割合です。
難易度も高くなく、ある程度ITやビジネスの知識がある方なら簡単に合格できるでしょう。
ただし、全分野で合格ラインを越えなければならないこと、採点の詳細が公開されていないことから、何度受験しても落ちる…という口コミも見受けられました。
ITパスポート不合格だったので坦々麺食べながら1人慰労会🥺
また今度再チャレンジします〜🥺 pic.twitter.com/JqdXjZqRkY— ラヴ子🐬 (@Love_grovee) September 3, 2023
ITパスポート初受験→不合格
過去問5年分やっただけで臨んだがあえなく撃沈😭。
600点合格ラインのところ500点。
中小企業診断士試験、情報真面目に勉強しないと今年も足切りリスクや。#ITパスポート— オヤジぃ@中小企業1次試験2浪突入 (@saunataro24) February 10, 2024
次の日曜日、11月に不合格だったITパスポート試験のリベンジに行ってきます😉さすがに今回は合格したい😅 pic.twitter.com/QG1pdXKdZ2
— Osamu (@Osamu59489789) January 18, 2024
ITパスポート試験自体は毎週のように全国各地の会場で行われているので、いつでも気軽に再チャレンジできるという魅力もあります!
ITパスポートの計算問題は捨てていい?
ITパスポートには計算問題が10問程度出題されますが、結論からいえば計算問題は捨てても合格できます。
実際に私は最初こそがんばって計算問題を理解しようとしていましたが、受験まで一か月しかないことを考えるとタイパの悪さから計算問題を捨ててほかの部分を深く理解するほうが優先!という考えになりました。
あくまで合格圏内に到達したい人向けの考え方なので、高得点を取りたい、受験まで時間がある方は、より安全圏に到達するためにも計算問題はしっかり理解しておくことをおすすめします。
実務で計算をしている方なら難しくない内容だと思うので、計算問題で取りこぼすことのないようにしましょう。
ITパスポートに1か月で合格する勉強方法
ここからは、私が1か月弱の勉強期間でITパスポートに合格した勉強方法を紹介します。
短期間でサクッとアピールできる資格を取得したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
まずはテキストで全体を把握
まずはITパスポートの書籍を一冊購入して、さらっと通して読みながら全体を把握します。
用語や計算などわからない部分があっても、まずは流して読んでみましょう。
私が購入したのはこの一冊です。著者が1000点満点を獲得したという点にひかれて購入しました。
過去問をひたすら解いていく
全体の流れをつかんだら、私は早速過去問をときまくりました!
ITパスポート試験ドットコムは過去のITパスポートの問題を網羅しており、分野ごと、年代ごとに分類して過去問を出してくれます。
正答率や正誤の分析もしてくれるので、自分の苦手分野、勉強すべき部分を効率的に理解することも可能です。
利用はもちろん無料!FP試験のときにもお世話になった、とっても頼りになるサイトです。
ちなみに、こちらが試験一か月前、テキストを一周しただけの状態の結果です。このままでは合格圏内の60%に到達しません…!
試験直前には、このように80%以上正解できるようになりました。
分野ごと、さらに問題のジャンルごとに詳しく正答率を出してくれるので、苦手をどんどん克服できます。
スキマ時間に用語を暗記
過去問でしっかり問題に慣れ、正答率を上げながら、すきま時間を見つけて用語を暗記していきましょう。
ITパスポートには、人によっては聞きなれない用語も多数出題されます。
とくにアルファベットの羅列の単語は、なじみがなく覚えにくいので暗記が大変です。
- BCM
- CGI
- DDoS攻撃
- ESSID
など、何を略した言葉か、どんなシーンで使う言葉かをしっかり理解しておかないと正解できない問題はたくさんあります。
問題集やテキストについている用語集を見たり、自分が間違えた用語をまとめたノートを作ったりして、専門用語をしっかり攻略していきましょう!
これだけでも、十分に高得点を狙えます!
自宅学習サービスを利用するのも◎
自分で勉強する時間が取れない、確実に合格できるようサポートしてほしい方は、webの資格学習サービスの利用もおすすめです。
オンスク.jpは月額1,628円で人気資格の講座を受け放題のサービスです。
ITパスポートはもちろん、FPや簿記、宅建、行政書士など、ビジネスで役立つ資格の講座が多数用意されています。
月額料金だけでどの講座も受けられるので、ITパスポートの息抜きにアロマテラピー検定の講座をチェックする…なんて使い方もできます。
ITパスポートは一か月の勉強期間があれば十分合格できる資格です。
オンスク.jpの月額1,628円と無料の過去問サイトを使えば、参考書を購入するよりもお得に合格を目指せるかもしれません!
ITパスポート以外にも気になる資格がある方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
ITパスポートにサクッと合格しよう!
ITパスポートになんとか合格できた私の勉強法を紹介しました!
しっかり用語を抑えて過去問で合格圏内であれば、十分に一発合格は可能です。
少しでもアピールできる資格がほしい、仕事に役立つビジネスの知識を身に着けたい方は、ITパスポートにチャレンジしてみてくださいね。
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