webライターは案件の文字単価で収入が大きく変わります。
同じライティングをするなら、文字単価は少しでも高い方がいいですよね。
- 専門的な資格や知識がなくても稼げるwebライターになるためには何をすべきなのか
- 高単価案件以外で稼げるようになるには何をすべきなのか
実際に専門的な資格や経験がなくても毎月コンスタントに30万円以上を稼いでいる現役webライターが詳しく解説します。
webライターが稼げると言われている5つのジャンル
案件を探しているとわかると思いますが、webライティングには稼げるジャンルが存在します。
主に下記の5つのジャンルは文字単価が高く、最低でも2円から、高ければ10円、20円以上する案件もあります。
- 金融系
- 法律系
- 不動産系
- 美容系
- 医療系
それぞれの特徴を見てみるとわかりますがいずれも下記のような特性を持っています。
- 専門性が高い
- 国家資格や実績が必要
- 実体験が活きる
- 一度に動くお金が大きい
- アフィリエイト報酬が高い
専門的な知識や実体験、専門の資格が必要なため、「文字単価20円以上の仕事はたくさんある!すぐに稼げる!」と言っても、自分の経験や経歴を活かして書けるライターが少ないのが現状です。
無資格・未経験では専門的なジャンルは難しい
文字単価の高い案件は、無資格、未経験のwebライターはなかなかチャレンジしにくいという問題があります。
実際に私も特別な資格や経験は持っていないため、10円以上、20円以上といった高単価な案件は獲得しにくいです。
無資格、未経験のwebライターが専門的なジャンルにチャレンジしにくい理由をさらに詳しく解説します。
そもそも条件を満たせない
文字単価が高い案件には、
- 対象ジャンルで実務経験3年以上
- 対象ジャンル資格〇級以上
- 対象ジャンルでの執筆経験
などの条件が記載されています。
専門知識や実績、経験が豊富なライターが書くことによって記事の信憑性が高まり、
- 検索エンジンからの評価が高まる
- 読者も安心してそのページから商品を購入できる
- 企業や商品のホームページへのアクセスにつながる
など、クライアントにとって大きなメリットがあるためです。
条件に当てはまっていれば積極的に応募すべきですが、専門性が高いとそもそも応募条件すら満たせないことも多いです。
テストライティングで落とされる
実務経験や資格がなくても応募できる上記のジャンルの案件もありますが、経験の浅いwebライターはテストライティングの段階で落とされてしまいます。
専門性が高い記事、クオリティの高い記事を求めるクライアントにとって、一からライターを教育する余裕はありません。
文字単価が高い案件は他のライバルのライターにすぐに奪われてしまいます。
無資格のライターが高単価の案件を獲得することの難しさを身をもって知りました。
専門家が多いジャンルは太刀打ちできない
仮に専門的なジャンルの案件に合格できたとしても、同ジャンルには資格所有者や実務経験が豊富なライターがたくさんいます。
記事の専門性が高ければ高いほど文字単価は高くなりますが、そのような案件は専門家に回されてしまいます。
どのような経歴を持つ人が書いたかは検索結果にも影響するため、クライアントもできれば専門知識や実績が豊富な方、資格を持っている方を採用したいと考えています。
後からでも専門家のライターが採用されれば、せっかく獲得した案件でも仕事が回ってこなくなってしまいます。
無資格・未経験者が稼げるジャンルの案件を獲得する方法
専門的なジャンルに資格や経験がないwebライターがチャレンジするのは難しいですが、決して不可能ではありません。
私が実際に不動産や金融、美容ジャンルの案件を獲得したときにおこなった方法も解説するので、今後文字単価の高い案件を獲得したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
自分の経験をアピールする
専門的な資格や実務経験がなくても、自分の経験をアピールすれば案件を獲得しやすくなります。
例えば、
- 不動産……マイホームを購入した経験がある
- 金融……現在投資をおこなっている
- 医療……珍しい病気にかかった経験がある
- 美容……医療脱毛、美容整形の経験がある
などは大きな強みになります。
体験談は読者も求めている内容ですので、積極的にアピールしましょう!
役立つ資格を取得する
文字単価が高いジャンルに関連する資格を取得するのはもっとも案件獲得への近道です!
ですが、国家資格や難易度が高い資格を取得するのは本当に大変です。
また、国家資格、難易度が高い資格を取得すればwebライティングの仕事をしなくてもそれを本業にできてしまいます。
資格を取得したら必ず案件を獲得できるとも限らないので、本当にその資格が必要か、自分が興味を持てるジャンルかをよく考えましょう。
- ファイナンシャルプランナー
- 宅地建物取引士
- キャリアカウンセラー
- 日本化粧品検定
などの資格はwebライティングに役立てやすく、努力次第では取得しやすい資格ではあります。
未経験者でも書ける案件を探す
専門性が高いジャンルの中でも、未経験でも応募できる案件を探してみましょう。
文字単価は下がってしまいますが、1記事でも書ければそれが実績になり、同じジャンルの案件にも応募しやすくなります。
資格がない、実務経験がないというハンデはありますが、対象ジャンルの執筆実績があるだけでもかなり有利です。
当然といえば当然ですが、他の案件に提示したとき「このライターに書いてもらいたい」と思ってもらえるように、一件一件しっかりクオリティの高い記事を書くことが大切です!
【要注意】高単価案件が稼げるとは限らない
「文字単価の高い案件を獲得できるライターってすごい!」
「私も文字単価の高い案件を獲得したい!」
と思っても、実際には文字単価が高ければ稼げるわけではないケースもあります。
下記のような点にも注意して、自分に合う案件を見つけてくださいね。
リサーチに時間がかかりすぎる
専門性の高い記事を書くためには入念なリサーチが必要です。
ネットで調べる以外にも、書籍を読んだり、実際に体験した結果や数値を記録しなければならない記事もあります。
1文字あたりの単価が高くでも作業時間が2倍も3倍もかかってしまうかもしれません。
また、専門性が高い記事はクライアントからのフィードバックや監修も厳しく、修正に時間がとられるケースも多いです。
依頼数が少なすぎる
文字単価が高い案件を獲得できても、依頼される数が少なければ収入アップにはつながりません。
まず継続の案件かを確認しましょう。
案件を探すのは時間も労力も使いますが、その間当然ですが報酬は発生しません。
高単価の案件を探すために何時間も何日もかかってしまっては本末転倒です。
継続の依頼だとしても、毎月どれくらいの量を割り振ってくれるのか、充分な収入につながるのかを確認しましょう。
そのときはスケジュールに余裕があったので引き受けましたが、今は文字単価が高くても単発の案件はお断りすることが多いです。
自分に合うジャンルで稼ぐ方が効率的
しっかり稼げるwebライターを目指すためには文字単価ばかりに注目してしまいますが、単価が低くても自分が書きやすいジャンルを選ぶ方が得策の場合もあります。
あまりにも安すぎる場合は除きますが、文字単価1.5円から2円程度あれば十分満足のいく収入を得られます。
さらに自分が書きやすいジャンル、自分の経験を活かせるジャンルであれば執筆量も増やせます。
勉強、リサーチ、クライアントとのやり取りで疲弊してしまうくらいであれば、自分が得意なジャンルでコツコツ書き続けて文字単価をアップする交渉をする方法を私は推奨します!
webライターとして活躍できるジャンルを見極めよう!
専門的な資格がない、経験がないwebライターが稼げるジャンルにチャレンジする方法を紹介しました。
webライティングには高単価な案件もたくさんありますが、単価が高ければ楽に稼げるわけではありません。
ですが、高単価の案件を獲得できなければ稼げない!というわけでもありません。
自分が活躍できるジャンル、書きやすいジャンルの案件を探せば、無資格、未経験でもしっかり稼げるwebライターになれますよ。
私も特別な資格や経験はありませんが、毎月生活に困らない程度には収入を得ています。
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