「生涯役立つ」と言われる資格はたくさんあります。
- 宅地建物取引士
- ファイナンシャルプランナー
- 行政書士
などなど……。
ですが、せっかく資格を取得したのに上手く使いこなせていない……という方も多いですよね。
資格はそのジャンルのスペシャリストに与えられる特別な称号です。
せっかく取得したのであれば、仕事や収入に活かせる方法を探してみませんか?
本業では役に立っていない資格を副業で活用するためのポイントと、副業に役立つおすすめのサービスを紹介します。
- 資格を取得したのに仕事に役立たなかった
- 資格手当が期待したほど高くなかった
- 資格を活かして独立する前に実績を作りたい
資格を取得したのに持て余すのはもったいない!
せっかく勉強して資格を取得したのに仕事に活かせない!という人は意外と多いです。
難易度の高い国家資格や、マニアックな知識が求められる民間資格を取得しても、活用できなければ意味がありません。
資格を仕事に活用できていない人の割合や、取得後の本音をチェックしてみましょう。
約60%の人が資格を仕事に活かせていない
独立行政法人 労働政策研究・研修機構が実施した「職業資格の取得とキャリア形成に関する調査」によると、57.9%、約6割もの人が「資格取得後も業務に変化はなかった」と回答しています。
次いで14.5%の人が「周囲からの評価が高まった」と回答していますが、収入やポジションが高まったわけではありません。
「社内で担当分野が広がった」方が10.6%、「社内の昇格、昇進に結びついた」方は8.1%、「転職、独立した」方は7.4%です。
資格取得を推奨する職場がある一方で、取得しても業務内容や収入面で大きな変化がないとすれば、取得へのモチベーションも低下してしまいます。
資格手当が期待外れだった
企業によっては資格を取得することで資格手当が支給されるケースもあります。
資格手当には合格したときにだけ受け取れる一時金と、毎月もらえる手当があります。
一時金は5,000円から20万円が相場で、国家資格など難易度が高くなればなるほど高額になります。
資格手当は1,000円から5万円程度が相場で、危険物取扱者や中小企業診断士など、業務に必要不可欠な資格ほど手当がつきやすいです。
一方で、中には1年以上勉強を続けてやっと合格できる資格もあります。
猛勉強してやっと取得したのに数千円から数万円しかもらえないようであれば、期待外れに感じてしまいます。
資格の種類別手当相場を確認
資格の中でもとくに資格手当がつきやすい国家資格5つの相場は下記の通りです。
- 中小企業診断士……1万円~3万円
- 宅地建物取引士……5,000円~3万円
- 社会保険労務士……5,000円~5万円
- 危険物取扱者……3,000円~1万円
- 建築士1級……3万円~5万円
いずれも専門的な知識が求められ、業務で活用できる範囲も広いため、毎月資格手当が出るケースが多いです。
企業によっては民間資格であっても資格手当が出ることもあります。
民間資格の中で、お金やビジネスに直結する知識が求められる資格とその手当の相場は下記の通りです。
- ファイナンシャル・プランナー1級・2級…… 1万円~2万円
- 日商簿記1級・2級……3,000円~2万円
- 秘書検定1級・準1級・2級・3級……500円~1万円
- マイクロソフトオフィススペシャリスト……1,000円前後
- TOEIC Listening&Reading Test 650点以上……3,000円~2万円
他にも消防設備士、応用情報技術者、マイクロソフト認定試験など、資格手当の対象の資格はたくさんあります。
企業によってどの資格を手当の対象とするかは違うため、自身が持っている資格が資格手当の対象に入っている場合、転職して資格手当を受け取るのも一つの方法です。
仕事に関係ない資格を取った
業務とは関係ない、自分の趣味や得意なことに関する資格を取得すると、当然ですが資格手当は期待できません。
社内での異動に活用できるケースもありますが、業務内容によるところが大きいです。
また、仕事と趣味の資格は完全にわけて考えている方も多いですよね。
ですが、せっかく資格を取得したのであればどこか役立つ場所を探してみるのもおすすめです。
売上につながらなかった
独立している方、副業をしている方にとっては、取得している資格がそのままステータス、信頼度に直結します。
資格の数は多ければ多いほど信頼度もアップしますが、やみくもに取得するだけでは売り上げにはつながりません。
その資格を持っていることで何ができるのか、その資格を持っている自分に仕事を依頼することでどんなメリットがあるのかを上手にアピールすることが大切です。
また、自分一人で収支の管理をしなければならない個人事業主は、仕事に直接関係する資格の他、簿記やファイナンシャルプランナーなど、お金にまつわる資格を取得するケースも多いです。
現在の本業に直接関係しなくても、その資格を持つ人の助けを求めている人から仕事を獲得できれば、仕事の幅が広がります。
資格を活かしいた副業探しができる資格のミカタとは?
資格が直接会社での昇格や昇給につながらなかった場合、資格を活かした副業を探すのもおすすめです。
- いきなり転職をするのは怖い
- 独立するまでに実績を作りたい
- 得意を活かしてお小遣いを稼ぎたい
という方におすすめの資格所有者専用クラウドソーシングサイト、資格のミカタの特徴を紹介します。
すぐに資格を活かして働ける
資格のミカタは所有資格と提供できるサービスを入力すればすぐに資格を活かした副業ができるサービスです。
公式サイトから「無料会員登録はコチラ」をクリックすると、ログイン方法を聞かれます。
会員登録は無料で、出品時と取引が成立した際に手数料が差し引かれるシステムです。
クラウドソーシングサイトで副業などの経験がある方、メルカリなどのフリマアプリを利用したことがある方ならイメージがつきやすいですね。
資格のミカタの出品例
出品時には、自分が持っている資格やその資格を活かしたサービス内容を提案するだけなので、仕事の昇進や異動を待たずにすぐに資格を活かした仕事をスタートできます。
資格を活かした出品例としては、
- 宅地建物取引士……資格取得の指導
- 行政書士……書類作成代行
- 税理士……税務業務代行
- ファイナンシャルプランナー……資産運用の助言
- TOEIC高得点……翻訳、英語の指導
などがあります。
資格を活かした出品内容はもちろん、その資格を取得したいと考えている方に指導することでも収入を得られます。
資格のミカタのメリット
資格のミカタで副業をスタートさせると得られるメリットを4つ紹介します。
一からアルバイトを探したり業務委託の仕事を探すよりもスムーズに収入を確保できるのが、資格のミカタの最大のメリットです。
宣伝や集客が不要
資格のミカタに登録すれば、資格所有者に相談したい方が出品内容を検索してくれます。
そのため、自分から宣伝したり営業をかけたりといった集客行為が不要です。
集客活動には収益は発生しませんし、広告宣伝費でかえって収支がマイナスになってしまう可能性もあります。
リスクや出費を減らして、確実に案件獲得に近づけるのはクラウドソーシングサイトならではの魅力です。
お金のやり取りが安心
業務中のメッセージやお金のやり取りも資格のミカタが仲介してくれるので安心です。
業務委託で仕事を受けるとクライアントと直接やり取りをすることになります。
ですが、中には
- 報酬を払わない
- 当初の金額から値下げ交渉をしてくる
- 当初の募集要項より多くの要求をしてくる
といった悪質なクライアントもいます。
個人でやり取りしているとトラブルに対応できず、悔しい思いをしてしまうかもしれません。
せっかく資格を活かして収入を得るのであれば、ストレスなく仕事を進めたいですよね。
資格のミカタは下記で紹介するとおり仲介手数料が取られてしまいますが、その分お金の面は安心できます。
続けるほどに依頼を得やすくなる
資格のミカタには評価制度があります。
サービスを出品し、何度もやり取りをする内に評価がたくさんつけば信頼度も高まります。
評価が集まるまでは地道に依頼を受けなければなりませんが、モニター価格で出品すれば評価も早く集まります。
誠実に依頼に応え続ければ良い評価が集まり、続けるほどに依頼を得やすくなりますよ。
自分もサービスを利用できる
フリーで副業をしていると、確定申告などの税金対策、お金の管理もしなければなりません。
知識がなく苦戦する方も多いですが、そんなときには自分も資格のミカタに出品されているサービスを利用できます。
確定申告の書類作成代行や、税金についてのアドバイスを受ければ、副業もスムーズに進められます。
サイト作成や英語のレッスンなど、さまざまな出品サービスを見ているだけでも楽しいですよ。
資格のミカタのデメリット
資格のミカタにはメリットだけでなくデメリットもあります。
最初に確認しておけば、後悔することなくスムーズにサービスを使いこなせます。
手数料などの費用と、需要のある資格について確認しましょう。
取引手数料&年会費がかかる
資格のミカタは取引手数料と年会費がかかります。
最初の登録だけは無料ですが、サービスを出品する段階で年会費として3,000円がかかります。
さらに出品サービスが購入された際は30%の仲介手数料が差し引かれるので、料金を設定する際は手数料を加味して設定しましょう。
専門的な資格でなければ案件獲得は難しい
資格のミカタは資格所有者の案件獲得に特化したサービスですが、専門性の高い資格でなければ案件を獲得しにくいです。
反対に取得難易度の高い国家資格、民間資格であれば需要が高く多くの依頼を受けやすいです。
誰でも取得できる民間資格や、国家資格でも級が低い場合はなかなか出品サービスを目に留めてもらいにくいです。
まだ自分の資格が十分でないと感じる場合は、より難易度の高い資格を取得したり、複数の資格を取得したりして魅力的な出品内容を考える必要があります。
出品内容や料金によっては、級が低くても資格の難易度が低くても依頼を受けられます。
どんな層にどんなサービスの需要があるのかをしっかり見極める必要があります。
取得した資格を副業に活用しよう!
資格を取得したものの仕事や生活に活かせないのは非常にもったいないです。
本業に今すぐ役立てられなくても、副業で資格を役立てる方法もありますよ。
資格のミカタは資格所有者に特化したクラウドソーシングサイトです。
業務委託の仕事を受けるのが初めて、気軽に資格を活かしてお金を稼ぎたいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ますは無料の会員登録をして、サービス内容をチェックしてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。記事をシェアしていただけると嬉しいです!
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