こんにちは。webライターの古賀やちです。
この度、わたくしFP(ファイナンシャルプランナー)3級に合格しました!
まったく知識ゼロからのチャレンジでしたが、1か月の勉強期間で無事に合格できました。
今回は、FP3級に一発合格するためにおこなった勉強法、参考にした書籍や動画を紹介します。
webライターがFP3級の資格を取得するメリットも紹介するので、今後資格の取得を検討している方はぜひ参考にしてください。
FP3級は1か月の独学でも合格できる!
私はFP3級の資格を1か月の独学で取得しました。
友人と資格の話になり、FP3級ってどんな資格なんだろうと検索したところその日が試験申し込みの最終日でした。
これはいい機会!と完全にノリと勢いだけで申し込み、せっかく受けるのなら合格したい!と残りの1か月で知識を詰め込みました。
もともと金融や保険関係の仕事をしていて知識があればよかったのですが、私はまったくといっていいほど知識がありません。
FP資格の試験は、保険や税金、投資など、お金にまつわるさまざまな知識が問われます。
お金は身近で大切なものであるにも関わらず、いざ考えるのは面倒で後回しにしてしまいがちですよね。
ですが、こんな私でも合格できました。
実際に勉強してみて、知識が少ない人でもFP3級に合格できると感じた理由を詳しく解説します。
FP3級の合格率は80%前後
FP3級を受験するにあたって気になるのが合格率です。
FP3級の合格率は年々変動しますが、およそ50%~90%です。
FP試験にはFP協会ときんざいという二つの団体が試験を開催しています。
学科試験の内容は変わらないものの、実技試験がFP協会ときんざいでは違います。
FP協会は合格率が高く、毎年70%から90%程度の人が合格しています。
きんざいは50%から70%程度と、FP協会と比較すると合格率は低いです。
きんざいは企業や団体で受ける人が多く、中にはまったく勉強せずに参加だけしたという方も多いためこのような合格率になっています。
それでも約半数の人は合格できる確率ですので、決して難易度は高くありません。
FP3級の参考書はたくさんある
書店に行くと、FP3級の勉強ができる参考書がたくさん並んでいます。
FP3級はファイナンシャルプランナーを目指す人が最初に受ける試験です。
2級を受けるためには、実務経験、または3級の資格保有者であることという条件を満たさなければなりません。
そのため初心者向けのFP3級の参考書や問題集がたくさんあり、自分に合う一冊を選びやすいです。
ネットにもFP3級の勉強方法や合格のコツが書かれたサイトはたくさんあるので初心者でもチャレンジしやすいです。
問題が2択と3択で選びやすい
FP3級は2択から3択のマークシート形式で問題が出題されるので、わからなくても最悪どれかにマークすれば点数を稼げます。
学科試験は全60問あり、30問が2択、30問が3択問題です。
実技試験は全30問で3択問題です。
FP3級に独学一発合格した勉強法
私が実際にFP3級に独学で一発合格した勉強方法を紹介します。
基本的には参考書をある程度読んで過去問を繰り返し解いただけですが、モチベーションを維持するための時間の確保は大切だと感じました。
勉強時間を確保する
まずは勉強時間の確保です。
最低毎日1時間しっかり集中して勉強できれば、充分合格圏内に届きます。
私はFP3級試験の申込最終日にいきなり申し込んだので、試験までの時間は1か月と少ししかありませんでした。
また、大学を卒業して以来試験やテストとは無縁だったので、自ら進んで勉強するのもかなり久しぶりでした。
- 朝1時間早く起きて勉強の時間に当てる
- 寝る前に1時間FP3級の動画を見る
など、自分でルールを決めて毎日の勉強を習慣化すれば、1か月集中して勉強に取り組めます。
参考書を一通り読む
まずは参考書を一通り読み、軽くでも知識をインプットしましょう。
私は重要だと感じたポイントはノートに写したり、聞いたことのない単語は口に出して読んだり何度も書いたりして覚えました。
金融や不動産、相続などは生活でもなじみが少ないため最初は文字を見るだけでも嫌になってきますが、FP3級に関する動画と一緒に何度もインプットする内に内容が理解できるようになってきます。
私が参考にした動画は下記でも詳しく解説しているので、こちらも併せてチェックしてみてください。
科目ごとに問題を解く
FP3級は下記の6科目から問題が出題されます。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
ライフプランニングと資金計画の章を読んだら同じ科目の問題を解く、リスク管理の章を読んだら同じ科目の問題を解く……という工程を繰り返していきます。
インプットしたらすぐにアウトプットして、知識を定着させていきましょう。
過去問を繰り返し解く
科目ごとに理解を深めたら、過去問を繰り返し解いていきましょう。
FP3級の試験は出題傾向が決まっており、ある程度覚えなければならないポイントや気を付けなければならないポイントは過去問を解くうちにわかってきます。
本番の形式で過去問を解く必要はなく、私は過去問サイトで「今日は〇問解こう」「今日は〇%の正答率を目指そう」という風に、目標を立てて過去問を解いていました。
実技対策は最後の1週間に
FP3級の実技問題は最後の1週間に徹底的に対策をすれば十分間に合います。
最初は難しくて挫折しそうになるかもしれません。
ですが、学科試験に合格できるだけの知識があれば、そして出題傾向を理解すれば合格点は狙えます。
実技試験は20問と出題数が少なく、12問正解すれば合格できます。
このことを頭の隅に置いて、焦ることなく理解を深めていきましょう。
FP3級の独学で役立ったアイテム
FP3級の独学で役立った書籍やサイト、動画を紹介します。
周囲にFP資格所有者がいない、お金の知識がまったくないという方でも、これらのアイテムを駆使すれば十分FP3級の内容を理解できますよ。
ユーキャンの参考書、問題集
FP3級の参考書、問題集はたくさん販売されています。
ありすぎてどれがいいかわからなかったので、とりあえず有名なユーキャンのものを選びました。
参考書はフルカラーで読みやすいですが、特別ユーキャンだから良い!というわけではなく、他のFP3級の参考書でも問題なかったと感じます。
ただ、ユーキャンの問題集が非常に使いやすかったので、どうせ購入するならセットで購入するのはおすすめです。
問題集は、左ページに問題が、右ページに解答と解説が記載されており、赤シートも付属しています。
これがかなり使いやすく、最初は問題と解説を見ながら知識をインプットし、慣れてきたら解答を隠して問題を解いて使いました。
初心者にはかなりおすすめの一冊です。
FP3級ドットコム
FP3級の過去問を繰り返し解くのに使っていたのがFP3級ドットコムです。
「過去問道場」というページでは試験回や分野を指定して一問一答形式で問題をサクサク解いていけます。
私は参考書で1科目読み、問題集である程度出題傾向を把握し、その後過去問道場で過去問を解きまくりました。
試験2週間前くらいからはほとんどこの過去問道場しか使っていません。
解答をタップすればすぐに〇×で答えを表示してくれて、解説も丁寧に書かれているのでこのサイトだけでも十分勉強できます。
ぜひこちらのサイトも活用してみてください。
ちなみに、同じ系列で
というサイトもあり、それぞれ資格の勉強に役立ちます。
ほんださんの東大式FPチャンネル
動画からの学習も非常におすすめです!
私が視聴したのはFP1級を取得しているほんださんの東大式FPチャンネルです。
わかりやすい説明で、時に毒舌を挟みつつ楽しく理解できる動画を多数配信してくれています。
聞き馴染みのない単語も音声からインプットすることでスラスラ覚えられたのも、動画を視聴するメリットだと感じました。
試験直前には下記の実技試験対策動画と、重要数字100動画も視聴して知識をしっかり詰め込みました。
FP3級を取得するメリットは?
FP3級の資格は、現在のwebライターの仕事には直接関係ありません。
ですが、取得することでさまざまなメリットがあると感じました。
FP3級の受験を迷っている方は、取得のメリットも確認してみてください。
お金について詳しくなれる
ファイナンシャルプランナーはお金にまつわる知識のスペシャリストです。
試験では金融、保険、不動産、相続など、お金に関するさまざまな問題が出題されます。
現在チャレンジ中の投資や、今後購入を考えている不動産など、生きていく上で必要になるお金の知識が身に付いたのは非常にありがたかったです。
仕事に直接関係はなくても、今後役立つシーンはたくさん出てくるでしょう。
勉強する習慣がつく
毎朝1時間勉強する時間を作ったことで、勉強する習慣が身に付きました。
資格取得も大切ですが、勉強することで人生が豊かになることには間違いありません。
現在はFP2級合格に向けて勉強を始めています。
もし合格できたらその後は別の資格にチャレンジするか、webライティングやwebデザインなどの勉強もしたいなあと夢が広がりました!
webライター業にも活かせる
FPの資格をwebライターの仕事にも活かせます。
webライティングの仕事はほとんどが文字単価です。
中でも金融や投資、不動産など、大きなお金が関わるジャンルの記事は単価が高いですよね。
FP3級は基本的な知識しか問われないので大きく単価アップに関わるとは断言できませんが、ある程度知識があることのアピールにはつながります。
今後2級も取得したら、金融など難易度の高いジャンルにも積極的にチャレンジしていきたいと考えています。
FP2級の受験資格が与えられる
FP2級の試験を受けるためには、
- 3級に合格していること
- またはAFP認定研修の受講を修了していること
- FPとしての実務経験が2年以上あること
という条件を満たさなければなりません。
私は現状FPとしての実務経験がなく、AFP認定研修も修了していません。
いきなりFP2級を受ける方法もありますが、急いでいるわけでもないのであれば3級から着実に知識をつけていくのもおすすめです。
FP試験は約3か月おきに開催されるので、FP3級合格後すぐに2級の勉強を始めれば3か月間でしっかり2級の対策ができます。
FP3級の独学合格を目指そう!
私が1か月間の独学でFP3級に合格した方法を紹介しました。
FP3級は合格率が高く、基本的な知識が問われる問題ばかりです。
マークシート形式なので、案外勘で解いても正解できてしまう問題も多いです。
お金の知識を身に着けたいという方は、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。
そして私はFP2級合格に向けて勉強中です!合格できたらその際は2級の勉強方法も記事にしますね!
お金の知識はあって無駄になるものではありません。一緒にがんばりましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。記事をシェアしていただけると嬉しいです!
コメント