こんにちは。フリーランス5年目のwebライター、古賀やちです。
webライターの仕事を始めるにあたって、多くの人がクラウドソーシングサイトに登録しますよね。
私も副業を始めるにあたってクラウドソーシングサイトに片っ端から登録しまくりました!
ですが、私は現在ほとんどクラウドソーシングサイトからの仕事は受けていません。
クラウドソーシングサイトは仕事を探しやすい、安心して取引できるなどメリットもたくさんありますが、使っていくうちにデメリットの方が多く感じ始め、徐々に依頼を受ける量を減らしていきました。
今回は、現役ライターがクラウドソーシングサイトを利用しなくなった理由を紹介します。現在クラウドソーシングサイトから依頼を請けている方の参考になれば幸いです。
クラウドソーシングサイトの利用をやめた3つの理由
私はwebライターを続けるにあたって、徐々にクラウドソーシングサイトでの案件を少なくしていきました。
現在では昔から継続して依頼をくださるクライアント様のみとお取引をしています。
どうしてクラウドソーシングサイトの利用をやめたのか、その理由を紹介します。
手数料が高い
クラウドソーシングサイトはクライアントとクリエイターをつなぐ役割を果たしています。
その分、報酬に応じた手数料を取られます。
手数料はクラウドソーシングサイトによっても大きく変動しますが、報酬の5%から25%取られるサイトが多いです。
25%手数料を取られるとすると、10,000円の依頼を請けたとしても7,500円しか手元に入りません。
その一方で単価を高く設定しすぎると取引してもらえなくなります。
とくに企業ではなく個人のクライアントが多いクラウドソーシングサイトでは、手数料を加味した価格設定が難しいです。
また、報酬はすぐに振り込まれず、クラウドソーシングサイトが管理しているケースもあります。その場合は任意のタイミングで振り込み申請をおこないます。
この振り込み申請にも手数料が取られます。(一定以上の金額で手数料が無料になるクラウドソーシングサイトもあります。)
企業にとっても手数料を含めずにライターと契約できた方がよりコストを抑えやすく、直接取引した方がお互いにとってメリットがあると感じたのが、クラウドソーシングサイトの利用をやめた一つ目の理由です。
単価の低い案件が多い
クラウドソーシングサイトの種類にもよりますが、個人のクライアントが多いと単価も低くなる傾向にあります。
その分ライター経験がない方でもチャレンジしやすい仕事が多いですが、中には3,000文字書いて500円にしかならない案件もあります。
これでは最低賃金のアルバイトで1時間働くよりも稼げませんよね。
とくに近年は個人で仕事を請ける方が増えてきたため、どんどん価格競争が起きています。
安い金額に設定していても値下げ交渉をされたこともあり疲れてしまい、クラウドソーシングサイトでは仕事を受けない、探さないようになりました。
企業の案件が増えた
私がライターを始めたころ、クラウドソーシングサイトで案件を受けつつ企業のライター募集にも積極的に応募していました。
徐々に企業からの案件が増え始め、3社と契約した時点でかなり安定して稼げるようになりました。
手数料が取られない、そしてより責任のあるライティングが求められる企業の案件を優先するうち、クラウドソーシングサイトからの仕事は積極的には受けなくなりました。
クラウドソーシングサイトで案件を探しつつ、別の方法で仕事を増やしていくことも忘れないようにしましょう!
企業から案件をもらう方法は下記でも詳しく解説しています。合わせてチェックしてください。
クラウドソーシングサイトは初心者におすすめ
ここまでクラウドソーシングサイトを辞めた理由をお話ししましたが、クラウドソーシングサイトが悪い!というわけではありません。
初心者のライターにとって、クラウドソーシングサイトにはさまざまなメリットがあります。
これからライターを始める方には嬉しいメリットも多いので、がっかりせずにどんどん仕事を探していきましょう!
仕事を探しやすい
クラウドソーシングサイトに会員登録するとすぐに仕事を探せます。
正社員やアルバイトの求人サイトのように、求めている仕事内容の条件を入力するとさまざまな案件を見つけられます。
クラウドソーシングサイトがクライアントとクリエイターの間を仲介してくれるので、メッセージのやりとりもしやすいのが特徴です。
直接メールでやりとりする必要がないので個人情報を守れるというメリットもあります。
未経験でも応募しやすい
クラウドソーシングサイトには個人からの依頼もたくさんあります。
専門的な知識が必要ないライティングの仕事も多く、未経験者でもチャレンジしやすいです。
ライターとしての実績がないと企業に応募してもなかなか契約につながりませんが、クラウドソーシングサイトなら比較的合格しやすく、収入につながります。
個人からの依頼をこなしてライティングのスキルを磨きつつ、どんどんクラウドソーシングサイト内の案件に応募していきましょう!
金銭のやり取りが安心
クラウドソーシングサイトは手数料が取られる!と先ほど言いましたが、その分金銭のやり取りが安心というメリットがあります。
記事を納品したのに企業が入金してくれない、個人情報を記載した請求書を送るのが不安という場合もクラウドソーシングサイトが管理してくれるので安心です。
金銭のやり取りだけでなく、事前の説明と違う内容のライティングを指定された、納期を勝手に変更されたなどのトラブルも、クラウドソーシングサイトの運営に連絡することでやりとりの仲裁をしてくれます。
実際に私もクラウドソーシングサイトを介して悪質な依頼を請けたことがありますが、通報機能を利用して速やかに対処してもらった経験があります。
さらに、私がよく利用していたココナラでは、PRO認定という制度もありました。ココナラからPRO認定マークをもらうことでさらに単価アップ、収入アップも期待できます。
ココナラのPRO認定とは何なのか、私がどのようにしてPRO認定をもらったのかについて下記でも詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
クラウドソーシングサイトは上手に利用しよう
現役ライターがクラウドソーシングサイトを辞めた理由を解説しました。
クラウドソーシングサイトは決してデメリットばかりではありませんし、実際に長く続けて高い売り上げを達成している方もたくさんいます。
実績を積んで評価をたくさん得ればより高単価な仕事も請けやすくなります。
クラウドソーシングサイトも上手に活用しつつ、企業と直接やりとりできる案件も探していくのがおすすめです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。記事をシェアしていただけると嬉しいです!
コメント