現在副業でwebライターをしている方、今後webライターの仕事にチャレンジしたい方の中には、
- webライターとして独立したい!
- でもwebライター一本で生活できるほど稼げるか不安…
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、webライターとして6年フリーランスで活動している私が、専業で生きていくための作業時間や作業量、実際の私のスケジュールを紹介します。
今後独立を考えている方だけでなく、副業としてももう少し稼ぎたいという方もぜひ参考にしてください。
専業webライターにはどれくらいの作業時間が必要?
フリーランスは会社員とは違い、固定給はありません。
そのため、毎月いくら稼ぐべきなのかを自分で理解し、必要な作業時間、作業量を割り出す必要があります。
自分に必要な作業時間、作業量を知るためには、下記の3点を確認してください。
- 稼働日数
- 1日何円稼ぐか
- 1時間で何文字書けるか
とりあえず月20万円を目指すことを前提として、それぞれの理由を詳しく解説します。
その金額分も考慮した上で毎月生活できるだけの収入を考えてくださいね!
稼働日数は月22日~26日に留める
1か月の内、稼働日数は22日から26日程度に留めましょう。
一般的な会社員と同じように週2日は休める計算です。
もちろんカレンダー通りに休む必要はなく、休まずに毎日働きっぱなしでも問題ありません。
ですが、30日すべてを稼働日数にすると、飛び込みの案件や修正依頼などに対応できなくなってしまいます。
書けば書くほど稼げるのがフリーのwebライターのメリットですが、詰め込みすぎると月末に悲鳴を上げることになります!
1日に9,000円程度稼ぐ必要がある
1か月の稼働時間を22日として20万円の収入を得るためには、1日に9,090円稼がなければなりません。
これを文字単価で計算すると、
- 1文字0.5円……1日18,180文字
- 1文字1円……1日9,090文字
- 1文字1.5円……1日6,060文字
- 1文字2円……1日4,545文字
- 1文字3円……1日3,030文字
という計算になります。
一目瞭然ですが、文字単価が高ければ高いほど1日のライティングの負担は軽減します。
一方で、文字単価の高い案件は専門性が高く複雑な内容も多いです。
リサーチやクライアントの確認、フィードバックなどに時間がかかる可能性もあり、単純に計算通りにはならないことも理解しておきましょう。
1時間にどれだけの量書けるか把握する
1時間に何文字書けるかによって、1日の稼働時間が変動します。
1時間に1,000字書けて文字単価が1文字1円なら、1日の稼働時間は単純計算で9時間程度です。
これではなかなか働き続けるのは難しそうですね…。
1時間2,000字書ければ、文字単価1円の案件でも1日の稼働時間は単純計算で4.5時間程度です。
リサーチや修正、その他のやり取りに時間を使うとしても、充分常識の範囲内の作業時間で済みます。
ライティング以外にかかる時間も考慮する
稼働日数、文字単価、1時間に何文字書けるかによっておおまかな作業時間は算出できますが、ライティング以外の時間も考慮しなければなりません。
得意ジャンルではない案件や比較系の記事はリサーチに時間がかかります。
キーワード選定→構成→ライティング→修正→投稿など、作業工程やチェック工程が多い案件は1つの記事を納品するまでに1週間以上かかることもあります。
これらのことを踏まえると、1日の作業量や作業時間は、上記で解説したよりも余裕を持たせなければならないことがわかりますね。
専業webライターの1日の作業量、作業時間を公開
では、実際にフリーランスとして活動しているwebライターの作業量、作業時間はどの程度のものなのでしょうか。
今回は私の例を紹介します。
毎月作業量や作業時間は変動しているので、あくまで参考程度にしていただけると幸いです。
稼働日数は月20日!(を目指す)
私の場合、1か月の稼働日数は20〜30日程度です。
本当は20日程度にしたいのですが、上記でも少しお話ししたとおり追加の依頼などで結局ほぼ毎日仕事をしています…!
反対に、プライベートの予定を優先させたり、ライティングから少し離れてリフレッシュしたりすることもあります。
何か予定がないとついパソコンを開いてしまうので、もう少し落ち着いた生活をしたいところですね…。
1時間あたり3,000字以上書く
私はライティングだけは早いので、調子が良ければ1時間あたり3,000文字以上書けます。
ですが、1日中ずっと書いているというわけではありません。
リサーチや構成作りにしっかり時間をかけたり、ライティングをしてから投稿作業をおこなうこともあります。
構成や修正だけで1日が終わることもあり、なかなか上記で紹介したような計算通りには稼げません。
1日の作業時間は4~5時間程度
1日の作業時間は、リサーチやライティングなどを含めても4時間から5時間程度です。
作業に手こずったりまったく集中できずにもっと長時間働いていることもあります。
最近はブログの記事を書いたりして毎日7時間程度パソコンと向き合っていますが、それでもフルタイムで働くよりも作業時間は少ないです。
専業webライターが作業時間を短縮している方法
専業ライターとして充分生活していくには
- 文字単価の高い案件を受ける
- 作業時間を確保する
- タイピングを早くする
といった努力が必要です。
ですが、それ以外にも作業時間を短縮する方法はたくさんあります。
私が日々の作業でとくに意識している点を3つ紹介します!
構成やリサーチを済ませてから書き始める
ライティングにはかなりの集中力が必要なので、構成やリサーチなどはすべて済ませてから書き始めましょう!
リサーチしながら、その都度見出しを書きながらライティングをしていると集中力が途切れて作業効率が落ちてしまいます。
他にも、
- メールチェックは1日の最初にしかしない
- 今日一日は10記事まとめて構成だけ済ませる
など、作業があちこちに飛んでしまわないよう、1つ1つの作業に集中して気持ちを切り替えることは大切です。
下記ではライティングのルーティーンの他、ライティングスキルを上げるコツを紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
ルーティーンを決めて選択肢を減らす
ライティングだけでなく、1日のすべての行動のルーティーンを決めてしまうのもおすすめです。
朝起きてから夜眠るまで、すべての行動の選択肢が多ければ多いほど考える時間、つまり無駄な時間が増えてしまいます。
私の話ばかりになってしまいますが、起床→ストレッチ→勉強→筋トレ→ウォーキング→仕事→家事→夕食→ブログ→フリーの時間と、1日の行動をほぼ決めています。
選択肢を減らすと作業効率も驚くほどアップし、毎日余計なことを考えずに済みます…!
毎日のタスクを細かく管理する
これもルーティーンと似ていますが、毎日のタスクを細かく管理することもおすすめです。
とくに複数の案件を抱えていると、「今日何すればいいんだっけ…」「次どれから手を付けよう…」と迷ってしまい、集中力が切れたり納期の近い案件に気づかず別の案件に手を付けたりしてしまいます。
- 14時までに投稿作業を終わらせる
- 締め切りの近い順番を把握する
- 17時からのミーティングまでに今日中のタスクをすべて済ませる
など、1日のタスクを細かく管理すれば、さらに効率的な作業ができるようになります。
専業webライターになるための作業時間を確保しよう!
専業webライターになるために必要な作業量、作業時間について解説しました。
フリーランスとして独立したい方、副業でもう少し収入をアップしたい方は、最低限いくら稼ぎたいのか、どれくらいの作業時間が必要なのかを自分で理解しておく必要があります。
あとから「全然時間が足りない!」「思っていたより稼げない!」と困ることがないよう、今回紹介した点も意識してみてくださいね。
私の作業量やスケジュールなども参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。記事をシェアしていただけると嬉しいです!
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