こんにちは!webライターの古賀やちです。
案件に応募したらテストライティングの連絡が来た!けど受かる気がしない…。
別の案件のテストライティングで不合格だったのがトラウマ…。
わかります、私もwebライターとして5年なんとかやっていますが、テストライティングは毎回緊張します…!
私はテストライティングに応募した経験も、企業で勤務していたころにテストライティングのチェックをしていた経験もあります。
さまざまなテストライティングを経て、そして応募者のテストライティングを見てきて感じた、テストライティングに合格する人と不合格になってしまう人の違いをまとめました!
これからテストライティングにチャレンジする方はぜひ参考にしてください。
テストライティングで落ちてしまう3つの理由
まずはテストライティングで落ちてしまう理由を3つ見てみましょう。
当然では?と思う点もあるかもしれませんが、意外とできていない人が多いです。
反対に、この3つを意識すればテストライティングに合格する可能性はグっと高くなりますよ!
マニュアルや指示を守れていない
テストライティングをお願いされる際はマニュアルや指示も一緒に送られることがほとんどです。
経験者向けでも初心者向けでも、企業によってライティングのルールは微妙に違います。
表記の統一や改行、見出しの作成など、送られてきたマニュアルは隅から隅まで目を通しましょう!
テストライティングの段階でマニュアルや指示の内容を守れていないと、今後一緒に仕事をする際にもこちらの指示を聞いてもらえないのでは?と不安に思われてしまいます。
webライターは簡単に始められる仕事であり、タイピングさえできればなんとかなると思って応募する人も多いです。
そんなライバルたちと差をつけるためにも、マニュアルや指示を徹底的に守るように意識してください。
基本的なマナーが理解できていない
webライターはフルリモートの業務委託で募集をかけられることがほとんどです。
そのため、クライアントとは基本的に文章だけでやりとりをします。
対面でのやりとりができない分、マナーにはとくに気を付けなければなりません。
テストライティングの内容だけでなくメールやチャットでのやりとりも採用担当者はしっかりチェックしています。
- ビジネスマナーを守れているか
- 相手にわかりやすい文章が書けているか
- 不快にさせる文章ではないか
返信前に「自分がこの内容を送られたらどう思うか」を考えながら見直しましょう。
クライアントの要望をくみ取れていない
テストライティングで落とされる原因の中でもとくに重要なのがクライアントの要望をくみ取れていないという点です。
テストライティングのテーマで何を求められているのか、どんな記事を書いてほしいと思っているのかをきちんと読み取らなければなりません。
webライティングは簡単そうに思えて、きちんと書ける人は意外と少ないです。
他の応募者から頭一つ飛び抜けた印象を与えるためにも、マニュアルや指示には書かれていないクライアントの要望までくみとったライティングをしましょう!
テストライティング合格につながる5つのポイント
テストライティングに合格する5つのポイントを見ていきましょう。
実際に私が意識しているポイントを紹介するのでぜひ参考にしてください。
連絡が来たらすぐに取り掛かる
webライターの案件はスピード勝負の部分も大きいです。
記事の質やライターのスキルももちろん重要ですが、とにかく早くたくさん記事を書ける人が欲しい!という企業の場合、早く連絡をくれた人には優先的に仕事を回してくれます。
応募のあとテストライティングの連絡が来たら、すぐに取り掛かる旨を返信しましょう。
できるだけ早く取り掛かりスピーディーにやり取りができることをアピールすれば、スキルが追いつかなくても良い印象を与えられます。
マニュアルや指示は丁寧に読み込む
テストライティングの際にマニュアルや指示があればしっかり読み込んでください。
とくに日本語の表記ゆれをそのまま提出する人は意外と多く、マニュアルや指示を守れていない人はすぐに落とされてしまいます。
見落としがないよう、ライティングよりも時間をかけて読み込むくらいの気持ちが必要です!
すでに何件か案件を獲得していても、企業によって細かなルールが違うので改めてきちんと読み込むようにしてください。
クライアントの意図を読み取る
マニュアルや指示には書かれていなくてもクライアントがどんな記事を書いてほしいのか、どんなライターを求めているのかを読み取ることも大切です。
マニュアル、指示には基本的なライティングのルールしか書かれていませんが、タイトルやキーワードなどの指定からクライアントの意図が見えてきます。
これに合わせたライティングをすることで合格にかなり近づきますよ。
ライティングの経験が少なく、クライアントの意図と言われても何のことかわからない…という方は、指定されたキーワードでgoogle検索をしてみてください。
上位に出てきた記事を数記事読めば、どんな内容をライティングすればいいかが見えてきます。
クライアントのメディアを確認
さらにクライアントの意図を読み取る方法として、クライアントのメディアを確認するという方法もあります。
その企業が運営しているメディアや提携しているメディアには、さまざまな記事が掲載されています。
- 誰をターゲットにしているか
- 何について書かれた記事が多いか
- カジュアルな文章か
- ビジネス向けの文章か
など、メディアをチェックして見えてくるポイントはたくさんあります。
クライアントが求めている記事を提供できるライターになるために、クライアントのメディアは事前にチェックしておきましょう!
一晩寝かせて提出!
最初にテストライティングはスピードが大切とお伝えしましたが、焦りは禁物です。
書き上げた瞬間はテンションが上がって「いい記事が書けた!」と思いがちですが(私もそうです…)、少し時間を空けて読み返すとよ…読みにくい…!と感じることが多いです。
- 続きが気になるリード文にできないか
- もっとうまい表現はないか
- 見やすい見出しを設定できないか
これらは時間が経ってからでないと気づきにくいです。
とりあえず一晩寝かせてから読み直し、冷静になった状態でリライトをおこないましょう。
数日放置してしまうと他の応募者に先を越されてしまいますが、一晩程度であればまだ充分チャンスはあります。
焦りすぎず、よりクオリティの高い記事を送るようにしてくださいね。
信頼できるクライアントを見つけよう
webライターとして実績が少ないころは、とにかく案件に応募してテストライティングを受けて…の繰り返しです。
ですが、中にはそのような初心者のライターを都合よく利用しようとする企業もいます。
格安のテスト料金で記事を集めて実際には採用しない企業に引っかかってしまうと、いつまで経ってもライターとしての実績を残せません。
今後webライターとして成長し続けるためには信頼できる企業との取引を増やすことも大切です。
テストライティングの報酬や、合格後の単価、継続の可能性も事前にしっかり確認しましょう。
テストライティングの報酬
テストライティングの報酬は、通常のライティングよりもかなり安く設定されていることがほとんどです。
不合格でも報酬は発生するので、企業にとってはできるだけ出費を抑えておきたいのは当然ですよね。
ですが、きちんとライターと向き合ってくれる企業はテストライティングであっても本採用時に近い報酬を支払ってくれることが多いです。
その分応募の段階でふるいにかけられてしまう可能性も高いですが、合格できれば良い環境で企業と一緒に仕事ができるでしょう。
合格後の継続の可能性
合格後は継続して仕事を得られるのかも確認しておきましょう。
せっかくテストライティングに合格しても、単発の依頼だとすぐにまた別の案件に応募して単価の低いテストライティングを受け続けなければなりません。
継続して依頼を受け続けられれば案件探しの時間をライティングに回して、効率的に収入アップを狙えます。
最初は実績作りに意識が向きがちですが、今後のことも考えて単発ではなく継続の求人に積極的に応募しましょう。
私がどのように企業から案件をもらえるようになったかについては下記の記事でも詳しく解説しています。こちらも合わせてチェックしてみてください。
テストライティングに合格してwebライターになろう!
webライターの最初の関門、テストライティングのポイントを解説しました。
テストライティングに応募した経験もチェックした経験もある私としては、記事の内容は当然ながら、迅速なやり取りや文面から受ける印象も大切だと感じています。
他の応募者と差をつけるためにも今回紹介したポイントを意識してテストライティングに取り掛かりましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。記事をシェアしてくれると嬉しいです!
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