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webライターからディレクターになれる?ディレクターを経験した結果

ディレクターの画像 Webライター

web業界には、ライター以外にもさまざまな仕事があります。

webライターの求人を探していると、webディレクターの求人に行き当たった経験がある方も多いのではないでしょうか?

私も先日ライティングの仕事を探していたところ、募集要項に「将来webディレクターへのキャリアアップを目指している方」と書かれている求人を見かけました。

本当にwebディレクターはwebライターのキャリアアップ先として適切なのか?と以前から感じていたことを、実際のwebディレクター経験も踏まえてお話していきます。

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この記事を書いた人
古賀 やち

フリーランス6年目!月間最高売り上げ60万円のwebライター/ココナラPRO認定
webライター/フリーランス/1人で生きていくことを目指す人に役立つ情報を発信!
仕事も趣味も1人が好き。田舎で猫のいる暇なカフェをやるのが夢/アセクシュアル/大阪在住/31歳

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webディレクター、全然向いてなかった

ディレクターの画像

結論から言うと、私にはwebディレクターの仕事はまったくと言っていいほど向いていませんでした!

私はweb制作の会社に就職して初めてwebライティングの仕事に触れました。

最初はライティングに集中していましたが、業務量がどんどん増えていく中でアルバイトのライターを雇用することになり、社員はライティングではなくディレクションを担当するようになりました。

ですがこれが想像以上につらく、自分に合っていなかったことを痛感しました!

その理由を3つ解説します。

自分でやった方が早いと思ってしまう

webディレクターの仕事内容は勤務している企業や雇用されているクライアントによっても大きく違います。

webライターの求人で見かけることが多いのはwebライターに記事を依頼したり、フィードバックをしたりする仕事です。

私も記事の構成を作成してwebライターに渡し、返ってきた記事のフィードバックを行う業務を担当していました。

ですがこの記事のフィードバックの作業がつらく、

「わざわざライターに返すくらいなら自分で修正した方が早いのでは……」

「なんなら私が一から書いた方が早いのでは……」

と思うようになってしまいました。

フィードバックは、webライターにとってはスキルを高められる大切な工程です。

ですが私はそもそも人に指示をするのが向いていないということもあり、webライターに書いてもらった記事に指示を書き入れたり、連絡を取って「ここはこうしてください」と伝えたりするのは面倒だな……と感じていました。

待たされるのがストレス

webライターがリモートで作業をしていると、進捗状況を確認したくても連絡が返ってこなかったり、スピーディーなやり取りができないことも多々あります。

業務委託のwebディレクターの求人も多いですが、その場合もwebライターとはリモートでやり取りをしなければなりません。

すべてのライターが迅速に対応してくれるわけではなく、1日以上連絡が返ってこない、納期を過ぎてから提出されるということもありました。

webディレクターは一旦指示を出すとwebライターから記事が送られてくるまで次の工程に進めないので、この待つ時間が非常にストレスでした。

自分だけが納期を守ればいい、自分のペースで作業すればいいwebライターとは業務内容がまったく違うと痛感することが多かったです。

クライアントとライターに板挟み

webライターから記事をもらい、フィードバックをして、やっと完成した記事をクライアントに提出すると「もっとこうしてくれませんか?」「ここはなぜこのように書いているのですか?」と返ってくることもありました。

こちらとしてはクライアントとの最初の打ち合わせで決めた内容をwebライターに指示しているだけなので「今更変更されても……」と思ってしまうのですが、修正を依頼された以上はwebライターに伝えて、また書き直してもらわなければなりません。

ライターから「前回言われた内容と違う」と言われ、「そりゃそうですよね……。すみません……。」と謝るしかなかったこともあります。

このクライアントとライターに板挟みになってしまうのも、webディレクターをしていてつらいと感じる瞬間でした。

今すぐにフリーのwebライターを目指していないのであればweb制作の会社でライティングを学ぶ方法もあります。私が企業勤務で感じたメリットを下記の記事で解説していますので、こちらも併せてチェックしてみてください。

いきなりフリーランスは危険?現役ライターが企業勤務をすすめる理由
フリーランスは自分の好きな働き方ができるとても自由な職業です。ですが、憧れる気持ちが先走っていきなり独立するとリスクも高くなります。まずはフリーランスになりたい仕事ができる企業に勤務して、スキルを磨くことをおすすめします。

ディレクターに向いている人

ディレクターの画像

私は自分はまったくwebディレクターに向いていなかったと感じていますが、webライターの中にはwebディレクターに向いている人もいます。

現在webライターとして活動しており今後の方向性に迷っている方は、自分はwebディレクターに向いているのか考えてみましょう。

ライティングにこだわらない人

ライティングにこだわらず、web業界の仕事が好きという方ならwebディレクターの仕事も難なくこなせるでしょう。

むしろ、「ライティングは苦手だけど自宅でできる仕事がしたい」という方であれば、業務委託のwebディレクターの仕事の方が向いているかもしれません。

私は一人で黙々と作業を進められるライティングが好きです。

その点では複数のライターやクライアント、企業のチームとやり取りをしながら作業を進めるwebディレクターとは非常に相性が悪かったと感じています。

コミュニケーションスキルが高い人

コミュニケーションスキルが高い方はwebディレクターの仕事も簡単にこなせるでしょう。

一人で作業をするよりチームプレーが好き、自分の仕事だけでなく周囲の進捗状況にも気を配れるといった方にもおすすめです。

webディレクターはライターともクライアントとも円滑にやり取りを進めなければなりません。

同時に複数の案件を抱えることも多いです。

すべての案件がスムーズに進むよう、スケジュールを管理、把握するスキルも必要です。

企業でライターをしている人

以前の私のように、企業でwebライターをしている方は将来的にwebディレクターの仕事を任されることも多いでしょう。

自分から「webディレクターをやりたい!」と希望するのではなく、上司から仕事を任されているうちに気づいたらディレクションの仕事の方が多くなっていたというケースもあります。

webディレクターも経験することでSEOの知識も身に付きますし、文章を校正する作業は自分のライティングにも良い影響があります。

ゆくゆくは独立したい、フリーランスで活動したい方も、さまざまな業務を経験している方が有利でしょう。

SEOやサイト構築の勉強をしたい人

記事の構成を作る、ライターが書いた記事をリライトするためにはSEOの知識が必要です。

webディレクターの経験を積むことで検索上位を取るためのポイントをより深く理解できることもあります。

また、webディレクターの業務内容は多岐に渡り、中には記事の作成だけでなくサイトの構築から関わることもあります。

ライティング以外のスキル、知識が身に付き、将来のキャリアアップにつながります。

web業界でできる仕事を増やしたい人

web業界は、ライター以外にもディレクター、デザイナー、プログラマーなど、さまざまな職種があります。

多くの人が副業を始めている昨今、スキルが一つだけでは弱いと感じることも多くなりました。

webライターの他にwebディレクターの経験もあれば、単純に応募できる案件が増えますよね。

複数のスキルがある人を採用したい企業も多いです。

できる仕事を増やして収入や自身の成長につなげたい方にも、webディレクターへのチャレンジはおすすめです。

好きな仕事だけできるのがフリーランスの魅力!

Webライターの画像

上司から指示されて動く会社員とは違い、フリーランスは自分の好きな仕事を選べるのが魅力です。

私は企業での経験を経て、やっぱり大好きなライティングの仕事だけを突き詰めていきたいなと思いました。

webライターのキャリアアップ先としてwebディレクターが挙げられることが多いですが、すべての人に当てはまるわけではありません。

webディレクターの求人もたくさんありますが、やみくもに応募すると返ってストレスの原因になってしまう可能性もあります。

とはいえライティングだけでなくディレクション業務など仕事の幅が広い方が今後有利になることも確かです。

今後web業界とどう関わってきたいのか、自分はwebディレクターに向いているのか、考えるきっかけになれば幸いです。

 

下記の記事では、webライターが企業と直接契約を取る方法について解説しています。webライターとしてもっと仕事をこなしていきたい方は、こちらも参考にしてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!記事をシェアしていただけると嬉しいです。

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