ブログやオウンドメディアの内容を充実させるためには、より多くの良質な記事を書かなければなりません。
他の作業に追われて記事を書く時間が取れなかったり、SEOの知識がなくて良いwebライティングができなかったり、そもそも文章を書くのが苦手だったりする方にとって、webライティングの外注は欠かせません。
今回は外注のメリットとデメリット、そして実際に外注するまでの流れを解説します。
今後webライティングの外注を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ライティングを外注するメリット
まずはwebライティングを外注するメリットを3つ紹介します。
作業時間を短縮できる
外注の大きなメリットは、作業時間を短縮できることです。
webライティングは実際に執筆する時間だけでなくリサーチや投稿、画像の用意など、さまざまな作業が必要です。
1記事仕上げるのに少なくとも2~3時間かかってしまうことがほとんどです。
1日に3記事書くのが限界として、3人のライターに外注すれば自分は何もせずに9本の記事が仕上がります。
自分は別の業務に集中できますし、もちろん記事を増やしても構いません。
コンテンツを充実させつつ余った時間をさらに有効活用し、より質の高いサービス、商品を提供できるようになります。
別の作業で収入アップできる
webライターが作業を外注すればその時間に自分のライティングの仕事をこなし、収入をアップさせることも可能です。
webライティングだけでなく、本業に精を出したり、別の副業を進めてもいいですね。
実際私はリサーチのみを外注し、ライティングは自分で行うという方法を取っています。
こでまでリサーチにあてていた膨大な時間をwebライターの仕事に投資でき、収入を大幅に上げられるようになりました!
ディレクションのスキルが身に付く
外注したライターから提出された記事をチェックすることでディレクションのスキルも身に付きます。
ディレクションと言っても内容はさまざまですが、主に下記のような作業があります。
- キーワードの調査
- 記事の構成を作成する
- ライターに発注する
- 進捗を確認する
- 上がってきた記事を確認する
ディレクションスキルが身に付けば、webディレクターの求人にも応募でき、さらに活躍の場を広げられます。
今後web業界でスキルアップ、キャリアアップを目指す方も、自分で外注すれば経験ゼロからディレクション業務にチャレンジできます。
ライティングを外注するデメリット
webライティングの外注にはデメリットもあります。
事前に確認し、自分に外注が向いているか確認しましょう。
費用がかかる!
webライティングの最大のデメリットは費用がかかることです。
オウンドメディアやブログでまだ収益が出ていないのに高い外注費用を支払うと赤字になってしまいます。
費用の上限、単価をよく考え、損失を最小限に留められるようにしなければなりません。
また、請求書の管理や正確な支払いなど、お金に関しては特に慎重になる必要もあります。
良いライターに出会えるとは限らない
手軽に始められるwebライターは本当にいろんな人がいます。
いい加減な気持ちで稼ごうと思っている人、スキルが十分にない人も多いため、良いライターに出会えるとは限りません。
しっかり見極めるためにはテストライティングを行う必要もありますが、テストライティングだけでは人となりは見えてこないのも難しいポイントです。
とくにwebライティングの仕事はフルリモートでのやり取りがメインになるため人柄を把握しにくいです。
信頼できるwebライターがなかなか見つからず、思うように外注できないというケースも珍しくありません。
リライトに時間がかかりすぎる可能性も
質の悪いwebライターに外注してしまった場合、リライトに時間がかかりすぎる可能性もあります。
修正の指示を出してまた返ってきた文章をチェックして…と、単純に作業時間が増えてしまうかもしれません。
ある程度ライティングのスキルがある方なら、修正するより自分で書いた方が早いと感じることもあります。
一概に、外注すれば作業が楽になる!とは言い切れないのが難しいポイントです。
ライティングを外注する前の準備
webライティングを外注する際は事前の準備が重要です。
目的や予算を明確にして、信頼できるwebライターを探しましょう!
外注する内容と目的を明確にする
外注においてどこからどこまでの作業を依頼するのか、そして何を目的として外注をするのかを明確にしてください。
例えば、キーワード選定から記事の公開までの作業がある場合、
- 記事構成からライティングまで
- ライティングのみ
- ライティングと投稿、文字装飾まで
などさまざまな範囲を決定できます。
すべて丸投げすると管理の手間が増えすぎる可能性もあるため、自分ができる部分は自分でしてしまうのがおすすめです。
目的については、
- 作業時間を短縮したい
- 苦手なライティングを代行してほしい
- SEOの知識がある人に書いてほしい
などの目的によって、依頼する範囲も探すべきwebライターも変わってきます。
まずは目的を明確にした上で、次のステップに進みましょう。
外注の内容に見合う予算を決定する
外注費用が高すぎると赤字になってしまいます。
一方、安すぎても応募が集まらず、集まったとしても未経験でスキルのないwebライターばかりになってしまうかもしれません。
webライティングの仕事に明確な基準はありませんが、相場の見極めが重要です。
相場は単純な文字単価だけでなく、
- 外注する業務の範囲
- 執筆ジャンルの専門性
- ライターの実績や資格
も考慮しなければなりません。
クラウドソーシングサイトなどで、依頼したいジャンルの業務がどれくらいの金額に設定されているのかチェックしてみましょう。
外注ライターを探す方法を決める
外注するライターをどこで探すか考えましょう。
クラウドソーシングサイトが一般的ですが、他にも、
- 自社メディアに求人ページを作る
- SNSでwebライターを募集する
- 知り合いに依頼する
といった方法があります。
SNSなら応募してきたライターの実績や人となりも見えやすく、信頼できるライターを見つけやすいです。
すでに見知った人に依頼すれば信頼関係をゼロから築く必要もなく、気軽に相談しやすいです。
いざ!ライティングの外注方法
webライティングの外注方法を5つのステップにわけて解説します。
少し長くなりますが、要点を絞ってお話しするのでぜひ参考にしてください!
ライターを見つける
作業を外注するライターの探し方は上記で解説しました。その中から、
- 求めるレベルの記事を書いてくれる
- 納期に遅れない、信頼できる
- 長く仕事を続けられる
など、基準を満たすライターを見つけましょう。
テストライティングだけでなくweb面談やメールでのやり取りからも信頼できるライターかどうかは見えてきます。
必要書類を作成する
作業を依頼する前に、書類を用意しなければなりません。
依頼後のトラブルを避けるためにも委託契約書の作成ハマスとです。
委託契約書には業務内容の他、下記の項目を記載してください。
- 報酬額
- 支払い方法
- 納期
- 納品方法
- 再委託の有無
- 著作権の扱い
- 禁止事項と発覚した場合の対処
契約書のひな形は弁護士事務所などのホームページで公開されているので、必要な部分を書き直せば詳しい知識がなくても簡単に作成できます。
webライターの外注は電子契約書がおすすめ
web上でのやり取りがメインになるwebライターとの契約には電子契約書がおすすめです。
電子契約書であれば、
- 印刷や郵送のコストがかからない
- 手元に届くまでの日数をカットできる
- パソコンで管理でき、紛失、盗難のリスクが低い
といったメリットがあります。
電子契約書の作成、管理ができるGMOサインなどのサービスもあるので、ぜひこの機会に取り入れてみてください。
作業を依頼する
ライターに契約書を確認してもらい、内容に同意を得られたら早速作業を依頼します。
作業内容を詳しく記載したマニュアルや、進捗状況を確認できる作業シートなども作成しておくと便利です。
依頼内容の細かなニュアンスを伝えるためにも、zoomなどのオンラインチャットツールを利用しましょう。
わからないことがあればすぐに質問してもらえるよう、ただ説明するだけでなくライターの様子も確認しつつミーティングを進めてください。
提出物を確認する
ライターから提出された記事をチェックします。
誤字や脱字はもちろん、
- 情報は正確か
- SEO対策はできているか
- コピペ率は高くないか
も確認ポイントです。
自分で修正しても良いですし、ライターに修正点を指摘して書き直してもらう方法もあります。
期日までに報酬を支払う
良好な信頼関係を築くためにも、お金の管理は正しく行いましょう。
ライターから請求書を送ってもらい、その金額が適切か確認してください。
そして、あらかじめ決めていた日程までにきちんと報酬を支払い、ライターに通達します。
報酬未払いがあるとライターからの信頼も落ち、トラブルの原因になってしまいます。
今後も継続して依頼できるよう、報酬金額の確認や支払いまで気を抜いてはなりません。
ライティングを外注して作業を効率化!
webライティングを外注するメリットとデメリット、そして外注方法を紹介しました。
私も作業の外注を依頼することが増えてきました。
作業の外注は、作業時間が短縮できその分別の仕事を進められるので、報酬アップにも作業効率化にもつながります!
ただし、ライター選びや支払い金額の設定は慎重にならなければなりません。
人によってはかえって作業内容が増えたり、ストレスに感じたり、収益が減ってしまう可能性もあります。
外注をする前には事前の確認と準備を万全にしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。記事をシェアしていただけると嬉しいです!
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