在宅勤務が増え、テレワークでの働き方も浸透しつつあります。
働き方改革による副業解禁も相まって、自宅でできる仕事をお探しの方も多いですよね。
手軽に始められると人気のWebライターについて、フリーランス5年目の私が詳しく解説します!
Webライターの仕事内容
まずはWebライターの仕事内容を紹介します。
Webライターとして活動している人たちは、どんな記事を書いているのか見てみましょう。
企業のコラム
私がもっとも多く依頼を受けているのが、企業のコラム記事です。
求人サイト、資格の通信講座、美容クリニック、業務用厨房機器販売店など、さまざまなジャンルの企業のホームページに掲載するコラムを執筆しています。
何か困っている人に対して、その悩みを解決する内容の記事が多いです。
検索でヒットした記事を読んでもらい、その後企業の商品やサービスもチェックしてもらえれば企業の利益になります。
商品やサービスの紹介
企業が提供している商品やサービスを紹介する記事を依頼されることもあります。
商品やサービスの魅力や競合商品、サービスとの違いなどを読者にわかりやすく伝える記事です。
企業とお伝えしましたが、個人経営のサロンを紹介する記事の依頼を受けたこともあります。
自分の興味のある分野であれば自分も知識を得ることができ、報酬以外にも得るものが大きい仕事です。
アフィリエイトブログ
アフィリエイトブログで収入を得ているWebライターもいます。
今あなたが読んでいるこのサイトもアフィリエイトブログの一種です。
アフィリエイトブログは、簡単に言えば記事の中に商品やサービスの広告を貼り付けることで収入を得られるものです。
上記で解説した企業のコラムや商品、サービスの紹介記事は1記事ごとに収入を得られますが、アフィリエイトブログの場合は読者が広告をクリックしたりリンクから商品を購入したりしなければ収入は入りません。
単価も安く、軌道に乗るまでは時間がかかる方法です。
副業でWebライターの仕事をもらう方法
Webライターの仕事内容はわかったけど、世間のWebライターはどうやって仕事をもらっているの?と思いますよね。
有名なWebライターは独自の経験や得意なこと、専門スキルを活かしている方も多いですが、特別なスキルや経験がなくてもWebライターの仕事を獲得することは可能です。
どんな方法があるのか見てみましょう。
クラウドソーシングを利用する
Webライター初心者がまずチェックすべきなのがクラウドソーシングサイトです。
クラウドソーシングは簡単に言えば求人サイトのようなものです。
記事を書いてほしい企業がクラウドソーシングサイトに登録し、私たちはサイトに掲載されている情報を見た上で応募します。
双方の条件が合えば契約が成立し、あとは依頼とおりに記事を執筆して提出するだけです。
クラウドソーシングサイトへの登録は無料ですので、Webライターの仕事に興味がある方はまず登録してどんな仕事があるのか見てみましょう。
メディアに直接応募する
インターネットには無数のメディアが存在しています。
メディアサイトにライターを募集しているフォームがあることもあります。
お気に入りのメディアサイトがある方は「求人情報」「募集要項」などの記載がないかチェックしてみてください。
専用のフォームから応募することで後日メディアを運営する企業から連絡が来ます。
履歴書や経歴書、過去の担当した記事などを添付した後、合否の判定を受けます。
メディアが直接採用するのはWebライターの経験がある人の方が多いですが、未経験でも専門的な知識があれば採用される可能性もあります。
募集要項、応募条件はメディアによって違いますので、よく確認してから応募しましょう。
求人サイトを利用する
就職や転職、アルバイトの仕事を探す際に利用する求人サイトにも、Webライターの仕事が掲載されていることは多いです。
とくに近年はテレワークや副業の需要が高まったことにより、さらに多く見かけるようになりました。
アルバイトの求人が多い求人サイトの方がWebライターを募集する求人は多いです。
反対に、正社員が転職するために利用する求人サイトはWebライティングやディレクターの経験者を募集する求人が多いので、初心者にはハードルが高いでしょう。
Webライターの雇用形態は業務委託のものもあれば、時給で働けるアルバイトのものもあります。
企業に出社してライティングをする仕事であれば、未経験でもノウハウを学びやすいのでおすすめです。
Web系の企業に入社する
Webライターとして在宅や好きな場所で働けるようになれば働き方の自由度が高まりますが、その分自己責任の面が強くなります。
納期を守れなかったり、生活リズムが崩れてしまったりする可能性もあります。
とくにWebライター未経験の方はライティングの勝手がわからずに必要以上に時間がかかってしまうこともあるでしょう。
そこでおすすめなのがWeb系の企業に入社する方法です。
一人では見えてこなかったライティングを教えてもらえるのが最大のメリットです。
正社員採用ではなくアルバイト採用の求人も多いので、副業や学生、主婦のお小遣い稼ぎとしても役立ちます。
出社して業務にあたることが多いですが、近年はコロナ禍の影響を受けて、ある程度ノウハウが身に着けば在宅での作業も許されている企業が多いです。
Webライターの年収は300万円前後
Webライターとして働きたいと思ったとき、気になるのが収入です。
フリーランスのWebライターとして働く場合、年収は300万円程度が平均です。
ですがWebライターの報酬は「1文字につき〇円」という形式が多く、どれだけ多くの記事を書けるか、そしてどれだけ単価の高い案件を獲得できるかに大きく左右されます。
専門性の高い知識が必要な記事ほど単価が高く、応募条件も厳しくなります。
「Webライター 収入」で検索すると「一か月に〇百万円!」「1記事だけで〇万円!」といった記事もたくさん出てきますが、それらのWebライターはかなり専門性の高い記事を書いているか、上記で紹介したアフィリエイトブログが軌道に乗っている人の可能性が高いです。
ですが、専門的な知識や経験がない、アフィリエイトブログを運営していない人でも収入をアップさせる方法はたくさんあります。その一部を簡単に解説します。
高単価の案件を獲得する
単純に、1文字あたりの単価が高ければ高いほど収入は高くなります。
業務委託のWebライターの文字単価は、安ければ0.1円程度、高ければ5円以上のものもたくさんあります。
ですが高単価の依頼は説明したとおり多くの専門知識、経験、資格などが必要です。
自分に得意なことやスキルがないか今一度考えてみましょう。
仕事だけでなく趣味でも、自分では当たり前と思っていることが意外な高単価の依頼につながることもあります。
とはいえ、まずは1文字あたり1円以上の依頼を探してコツコツスキルを磨くのがおすすめです。
ライティングのクオリティを上げる
タイピングのスピードが早ければその分1日に多くの記事をこなすことができます。
慣れてくれば、通常の仕事終わりの1時間だけでも3,000文字以上の記事を書けるようになるでしょう。
純粋にタイピングの速度を上げる他にも、検索エンジンにヒットしやすい文章、SEOを学ぶこともおすすめです。
SEO対策ができるかどうかで文字の単価も大きく変わります。
SEO対策やライティングの勉強ができるオンラインスクールもたくさんありますので、本気でWebライターとして活動していきたいのであれば学んでおきましょう。
信頼されるWebライターになる
業務委託のWebライターは基本的にクライアントともビデオ通話やチャットツールだけでのやりとりになります。
その分信頼を獲得するのは難しいです。
ですが、納期を守る、報連相をしっかりおこなう、より品質の高い記事を提出するといった基本的なことを守って信頼関係を築いていくことは大切です。
クライアントと信頼関係を築けば、より高単価な案件を回してもらえたり、単価アップの交渉をしやすくなります。
今すぐに高収入!とは言えない地道な努力が必要ですが、顔が見えない相手だからこそ誠実な対応が求められます。
Webライターの仕事にチャレンジしよう!
Webライターの仕事内容について解説しました。
難しそう、スキルがない、稼げなさそうといったマイナスなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、Webライターはパソコン一つでチャレンジできる仕事です。
副業やアルバイトからでもスタートしやすいので、興味がある方はどんどんチャレンジしてみてください!
今回解説したのはWebライターの仕事のおおまかな部分です。さらに詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。シェアしていただけると嬉しいです!
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